インドのグラシム、化学薬品と繊維不況で第1四半期利益が56%減少

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Aug 14, 2023

インドのグラシム、化学薬品と繊維不況で第1四半期利益が56%減少

[ベンガルル、8月10日 ロイター] - インドのグラシム・インダストリーズ(GRAS.NS)は木曜、アディティヤ・ビルラ・グループ傘下の四半期利益が56%減少し、4四半期連続の減少となったと報告した。

[ベンガルル、8月10日 ロイター] - インドのグラシム・インダストリーズ(GRAS.NS)は木曜日、四半期利益が56%減少し、4四半期連続の減少となったと報告した。繊維事業の不振。

6月30日までの3カ月間の単独純利益は35億5000万ルピー(4290万ドル)と、前年同期の80億9000万ルピーから減少した。

6月四半期には苛性ソーダを含む化学製品の価格が下落し、同社第2位の事業の収益が21.5%減少した。

同社によると、苛性ソーダの国際的な四半期平均スポット価格は、供給過剰と需要低迷により、第1・四半期には前年比46%下落し、1トン当たり415ドルとなった。

同社最大手のビスコースステープルファイバー(VSF)事業は、さまざまな種類の衣料品に使用される主要素材であり、素材価格が横ばいのなか需要低迷に見舞われた。

VSF部門の売上高は16.7%減の358億4000万ルピーとなった。 この減少は、同事業にとって3四半期連続の減少となる。

グラシム氏は声明で「特定の市場では改善の兆しが見られるものの、繊維バリューチェーンは世界的に低迷が続いている」と述べた。

同社の営業収入は14%減の623億8000万ルピーとなった。

2024会計年度の資本支出(設備投資)の予算は579億1000万ルピーで、うち434億2000万ルピーは塗料と企業間電子商取引事業の確立に活用されると同社は付け加えた。

先月、グラシム氏の部門ウルトラテック・セメント(ULTC.NS)は第1・四半期利益見通しを上回り、その多角金融サービス子会社アディティヤ・ビルラ・キャピタル(ADTB.NS)は増益を報告した。

(1 ドル = 82.8150 インドルピー)

バンガロールのヴァルン・ヴィヤスによるレポート。 編集:ニヴェディタ・バタチャジー

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